定義
売渡承諾書(うりわたししょうだくしょ)とは、売主が「この条件で不動産を売っても良い」と承諾したことを書面で示す文書です。買主からの購入申込み(買付証明書)に対して、売主が出すことが多いです。
売渡承諾書の役割
- 売主が、提示された購入条件(価格・引渡時期など)を了承した証拠となる書類
- 書面での合意があることで、トラブル防止に役立つ
- 売買契約書とは異なり、法的拘束力は基本的にありません
どんなときに使われるの?
- 買主が「買付証明書」を提出してきた際に、その条件に売主が合意する場合
- 仲介業者が「双方の合意確認」として活用
- 価格や条件がある程度決まった状態で、契約直前の段階
法的効力について
- 売渡承諾書自体には強い法的拘束力はないが
・交渉内容の記録
・後の契約内容の裏付けとして使われることがあります
- 口頭よりも明確な証拠になるため、トラブル予防にも効果的
書式の一例(主な記載内容)
- 物件の所在地・概要
- 売却希望価格
- 引渡し希望日
- その他条件(残置物、修繕など)
- 承諾日・売主氏名・署名捺印
よくある質問(FAQ)
- 売渡承諾書にサインしたらキャンセルできませんか?
-
売渡承諾書には通常、法的な拘束力はないため、サイン後でも契約前であればキャンセル可能です。ただし、信頼関係の問題やトラブルの可能性があるため慎重に対応しましょう。
- 契約前に書く意味はあるの?
-
はい、売主の意思が明確になり、買主側の準備(ローン申請など)をスムーズにする効果があります。
注意事項
※売渡承諾書は基本的に“意思表示”の書類であり、法的拘束力は限定的です。トラブル防止のためにも、契約前には必ず内容を確認し、必要に応じて専門家へご相談ください。
セカンドオピニオンのすすめ
「この条件で承諾していいのか分からない…」▶ そんなときは、契約前に第三者に相談してから判断しましょう。売却の見直しポイントが見つかるかもしれません。
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