不動産セカンドオピニオンナビ

売出価格とは?
― 売主が「この価格で売りたい」と市場に出す希望価格 ―

定義

**売出価格(うりだしかかく)**とは、売主が不動産を売り出す際に設定する希望価格のことです。不動産ポータルサイト(SUUMO・アットホーム・HOME’Sなど)やチラシ・店頭広告に表示されるのがこの「売出価格」です。

売出価格は「売れる価格」とは違う?

そのとおりです。売出価格はあくまでも**売主の意思表示(希望価格)**であり、実際にその価格で売れるとは限りません。市場の反応や価格交渉によって、成約価格は売出価格より下回るケースが一般的です。

売出価格の決め方

決め方 内容
査定価格を参考にする 複数の不動産会社から査定を受け、平均値や根拠を見る
周辺の相場と比較する 近隣の類似物件の「売出価格」と「成約価格」をチェック
売却希望時期に合わせる 急ぎの場合は市場価格以下、余裕があれば高めに設定する

売出価格と成約価格の関係(例)

売出価格 成約価格 差額 コメント
4,000万円 3,800万円 ▲200万円 相場より高く出したが、値下げ交渉あり
3,700万円 33,700万円 ±0円 相場通り、スムーズに成約
3,500万円 3,650万円 +150万円 人気エリアで複数購入希望者あり(レアケース)
※多くの場合、売出価格の5~10%下で成約するケースが多いです。

よくある質問(FAQ)

高く出したほうが得では?
一見よさそうに見えますが、高すぎると内覧すら入らず、売れ残る原因になります。時間が経つと「売れ残り感」が出て、最終的に大幅な値下げが必要になるリスクも。
途中で価格を変更できる?
もちろん可能です。反響が少なければ、価格調整(値下げ)を検討します。ただし、繰り返し値下げすることで“売れ残り感”が強まるため、最初の設定が肝心です。

注意事項

売出価格は「いくらで売りたいか」の意思を示すものですが、“売れる価格”ではないことを理解することが成功の第一歩です。客観的データに基づいて適正な価格設定を行い、無理のない売却プランを立てましょう。

セカンドオピニオンのすすめ

「この売出価格、相場と比べてどう?」「高すぎる?安すぎる?」 ▶ 周辺の成約事例や市場動向を踏まえた売出価格の妥当性チェック・価格戦略の再構築をお手伝いします。

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