**収益還元法(しゅうえきかんげんほう)とは、不動産の価格を、将来得られる収益(家賃など)をもとに逆算して求める評価方法です。主に投資用不動産(アパート・マンション・ビルなど)**の価値を見積もる際に用いられます。
不動産の価値は「土地+建物」だけでなく、そこからどれだけの“利益(インカム)”が得られるかも重要な判断材料になります。
例えば、同じ建物でも…
● 毎月10万円の家賃収入が得られる物件
● 空室が多く収益が安定しない物件
では、価値(価格)が大きく変わるのは当然です。その差を可視化できるのが「収益還元法」です。
| 方法 | 説明 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 直接還元法 | 年間家賃収入 ÷ 還元利回り で価格を算出 | 単純な収益物件 |
| DCF法(割引キャッシュフロー法) | 将来のキャッシュフローを割引して現在価値に換算 | 大型物件・不確実性の高い収益 |
【前提条件】年間家賃収入:120万円還元利回り:6%
120万円 ÷ 0.06 = 2,000万円
この物件の価値は 約2,000万円 と評価されます。
※「還元利回り」って何?
そのエリアや物件タイプに応じた「投資家が期待する利回り」のこと。
都市部では4~5%、郊外では6~8%などエリアによって異なります。
利回りが低い(=人気が高い)ほど、評価額は高くなる。
収益還元法は、“将来の収入をもとに評価する”方法のため、家賃水準・空室率・利回り設定に左右されます。甘い想定をすると高すぎる価格が出ることもあるため、客観的・保守的な数字での検証が大切です。
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