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固定資産税評価額とは
― 税金や登記の計算に使われる“土地や建物の公的な価値” ―

定義

**固定資産税評価額(こていしさんぜいひょうかがく)**とは、市区町村(または都税事務所)が、土地や建物に対して課税のために評価した金額のことです。この評価額は、固定資産税や都市計画税、不動産取得税、登録免許税など、さまざまな税金の算出基準となります。

評価額の特徴

項目 内容
評価主体 市区町村(東京都23区は東京都・都税事務所)
評価頻度 毎年7月(1月1日時点の価格)
評価基準 原則として3年に1度の評価替え(基準年度)
評価対象 土地・建物(家屋)・償却資産など
主な用途 固定資産税、都市計画税、相続・贈与時の税、登記時の税など
※固定資産税評価額は、売買価格(実勢価格)ではなく税務目的の価格です。

実勢価格との比較

種類 価格水準(目安) 主な用途
実勢価格 100% 売買・査定
公示地価 約90% 土地の標準価格
公示地価 国が定めた標準地の価格 実勢価格の約90%
路線価 約70~80% 相続税・贈与税
固定資産税評価額 約60~70% 固定資産税、不動産取得税、登録免許税など
※実際の売却価格よりも低く評価されるのが一般的です。

通知書の発送時期(地域差に注意)

地域 管轄機関 通知書の発送時期 備考
全国の多くの市区町村 市区町村役所 4月~5月上旬 通常は年度初めに送付
東京都23区 都税事務所(東京都) 6月上旬 他地域より遅く送付される
※毎年届く納税通知書・課税明細書に、土地や建物の評価額が記載されています。

固定資産税評価額の調べ方

【例】評価額:2,000万円 税率:1.4%(多くの自治体)→ 年間税額:2,000万円 × 1.4% = 28万円
※住宅用地特例などで軽減される場合もあります。

よくある質問(FAQ)路線価の調べ方

固定資産税評価額は、売却時の価格と同じ?
いいえ。税務上の評価額であり、実勢価格とは大きく異なることがあります。あくまで税金を算出するための基準です。
評価額が不当に高いと感じた場合は?
評価替えのタイミングなどで審査請求や不服申立てが可能です。詳細は自治体へ確認を。

注意事項

固定資産税評価額は、売却価格ではありません。とはいえ、相続・贈与・売買に関わる税金のベースになるため、自分の不動産がどの程度の評価を受けているかを把握することはとても重要です。

セカンドオピニオンのすすめ

「この評価額、適正なの?」「税金が高すぎる気がする…」▶ 固定資産税評価額と実勢価格を比較し、過剰評価の可能性や見直しポイントを第三者が丁寧にチェックします。

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