不動産セカンドオピニオンナビ

価格交渉とは?
― 買主と売主の“納得できる価格”を探る、不動産取引の駆け引き ―

定義

**価格交渉(かかくこうしょう)**とは、不動産の売買において、買主が提示された売出価格に対して「値引き」の希望を伝えるやり取りのことです。売主と買主の両者が納得する価格をすり合わせることで、売買契約が成立します。

売出価格は「売れる価格」とは違う?

そのとおりです。売出価格はあくまでも**売主の意思表示(希望価格)**であり、実際にその価格で売れるとは限りません。市場の反応や価格交渉によって、成約価格は売出価格より下回るケースが一般的です。

一般的な価格交渉の流れ

買主が「購入申込書」を提出 → 購入希望価格や条件を記載して、売主側に提示します。
売主がその内容を確認し、価格や条件を検討 → 希望価格を受け入れるか、別の価格を提案する(再提示)こともあります。
双方が合意すれば契約へ進む → 合意できない場合、取引は見送りとなる可能性もあります。

よくある値下げ幅の目安

売出価格 成約価格 値引き幅 コメント
4,000万円 3,800万円 ▲200万円(5%) 相場に近く、一般的な交渉結果
3,800万円 3,400万円 ▲400万円(10.5%) 高めに設定していた場合の例
2,500万円 2,500万円 ±0円 人気物件、または買主の競合があったケース
※多くの物件で、売出価格の5~10%程度の値引き交渉が行われることが多いです。

価格交渉が入りやすいパターン

逆に、人気エリアやリノベ済み物件、築浅物件などでは、ほとんど値下げ交渉が入らないこともあります。

よくある質問(FAQ)

買主の値引き要求には必ず応じなければいけない?
いいえ、応じる義務はありません。ただし、売却時期や周囲の相場を考慮して柔軟に対応することが、成約の近道になる場合もあります。
どのくらいまでなら値引きしても良い?
「最低でもこの価格以上は欲しい」という自分なりの下限ライン(許容価格)を事前に決めておくことが重要です。
価格交渉に応じず断った場合、他の買主は見つかる?
物件の魅力や市場の状況によりますが、断った後に他の買主が現れないこともあります。価格とタイミングのバランスがカギです。

注意事項

価格交渉は、売主と買主が“納得できる着地点”を見つけるための重要なプロセスです。感情的にならず、**「何が妥当か」「どこまでが許容できるか」**を明確にしておくことで、無駄なストレスや損失を防ぐことができます。

セカンドオピニオンのすすめ

「この値引き交渉、本当に受けるべき?」「強気で断っても大丈夫?」 ▶ 周辺の相場や売却実績に基づき、価格交渉に応じるべきかどうかを第三者目線でアドバイスします。

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