定義
**不動産売買契約書(ふどうさんばいばいけいやくしょ)**とは、不動産の売主と買主が売買に合意し、契約条件・権利・義務などを明文化した書類です。トラブルを防ぎ、取引を法的に成立させるための最も重要な書類のひとつです。
売買契約書の役割
- 契約当事者の合意を明文化する
- 金額、支払い方法、引渡し時期などを明確にする
- 万が一のトラブル時の「証拠」になる
- 融資や登記などの法的手続きにも使用される
一般的な記載内容
- 物件の所在地・種類・構造などの基本情報
- 売買代金と支払スケジュール(手付金、中間金、残金)
- 所有権移転の時期と条件
- 引渡しの条件(残置物、境界、修繕義務など)
- 瑕疵担保責任(現:契約不適合責任)の有無と期間
- 契約解除の条件、違約金の内容
契約時に注意すべきポイント
手付金の額と意味
- 売買代金の5~10%が一般的
- 「解約手付」として、買主・売主のいずれも契約解除可能(ただし制限あり)
契約不適合責任の明記
- 売主が知っていた不具合を隠していた場合は責任を問われる
- 期間は一般的に引渡し後3ヶ月などが多い
その他の特約
- 「現状有姿」「契約不適合免責」など、リスクを買主に負わせる特約もあり
- 内容をよく確認し、納得してから署名することが大切
よくある質問(FAQ)
- 契約後のキャンセルはできますか?
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原則はできませんが、「手付解除」や「契約条項に基づく解除」など、特定の条件下では可能なケースがあります。違約金が発生する場合もあるため慎重に。
- 契約書の内容に納得できないときは?
-
その場で署名せず、持ち帰って検討・相談してからサインしましょう。納得しないまま契約すると、後で大きなトラブルになる可能性があります。
注意事項
※本ページの内容は参考情報です。実際の売買契約書の記載内容は取引ごとに異なるため、詳細は不動産会社・宅建士・司法書士などの専門家にご確認ください。
セカンドオピニオンのすすめ
「この契約内容、自分に不利なんじゃ…?」▶ 契約書は一度サインすれば撤回が難しいため、不安があれば必ず第三者に相談しましょう
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